つみたてNISA対象に三井住友DSアセットのインデックスファンド3本が追加、三井住友銀行で取扱い開始
金融庁は1月21日、つみたてNISA対象商品のリストを更新し、三井住友DSアセットマネジメントの「SMBC・DCインデックスファンド(日経225)」「SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)」「SMBC・DCインデックスファンド(MSCIコクサイ)」の3ファンドを追加した。これにより、つみたてNISA対象ファンドは、指定インデックス投資信託176本、指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等)21本、ETF7本の計204本になった。新たに追加された3本は、1月24日から三井住友銀行のつみたてNISA口座で取扱いが始まった。
新ファンド3本は、3つの指定インデックスに連動するファンドの中で運用・管理手数料にあたる信託報酬率は業界で最低水準になった。国内株式の代表的なインデックスである「日経平均株価」に連動する「SMBC・DCインデックスファンド(日経225)」の信託報酬は税込み0.154%で業界最低水準と同一。そして、日本を除く先進国株式の代表的な株価指数「MSCIコクサイ」に連動する「SMBC・DCインデックスファンド(MSCIコクサイ)」の信託報酬は税込み0.1023%で、業界最低水準の「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」や「<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド」と同一になっている。
また、米国の「S&P500」に連動する「SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)」の信託報酬は税込みで0.0968%と0.1%の水準を下回った。これは、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と同一水準。最低水準である「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」の0.0935%に迫っている。
つみたてNISAは、最大で20年間の非課税期間があり、定時定額の積立投資で資産形成を行う口座だが、運用期間が長くなるほど、運用期間中に継続してかかる信託報酬の負担が重なるため、信託報酬はできるだけ低い方が望ましい。新規に追加された3ファンドは、つみたてNISAを活用する投資家が望む条件に適った商品といえる。
つみたてNISA対象商品に新規に採用された3ファンドは、1月24日から三井住友銀行のつみたてNISA口座で取扱いが始まった。同銀行が1月23日までに取り扱っていた日本株インデックスファンドは、「TOPIX(東証株価指数)」に連動する「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」で信託報酬は税込み年0.176%だった。日本株のインデックスとしては、過去のパフォーマンスは「TOPIX」よりも「日経平均株価」の方が高いトータルリターンを上げてきた。しかも、新しく入った「SMBC・DCインデックスファンド(日経225)」の方が、信託報酬が低いとあって、日本株インデックスに投資する場合は、非常に良い選択が可能になった。
同じように、海外株式インデックスファンドは、「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」で信託報酬が税込み年0・275%の商品だった。対象とするインデックスが「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)」と「MSCIコクサイ」という違いがあるが、単純に過去5年間、3年間、1年間のパフォーマンスを比較するといずれも「MSCIコクサイ」の方が優れている。しかも、信託報酬は2分の1以下に抑えられることになる。日本を除く海外株式にインデックス投資する場合も良い選択肢が増えたといえるだろう。
提供:モーニングスター社
新ファンド3本は、3つの指定インデックスに連動するファンドの中で運用・管理手数料にあたる信託報酬率は業界で最低水準になった。国内株式の代表的なインデックスである「日経平均株価」に連動する「SMBC・DCインデックスファンド(日経225)」の信託報酬は税込み0.154%で業界最低水準と同一。そして、日本を除く先進国株式の代表的な株価指数「MSCIコクサイ」に連動する「SMBC・DCインデックスファンド(MSCIコクサイ)」の信託報酬は税込み0.1023%で、業界最低水準の「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」や「<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド」と同一になっている。
また、米国の「S&P500」に連動する「SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)」の信託報酬は税込みで0.0968%と0.1%の水準を下回った。これは、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と同一水準。最低水準である「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」の0.0935%に迫っている。
つみたてNISAは、最大で20年間の非課税期間があり、定時定額の積立投資で資産形成を行う口座だが、運用期間が長くなるほど、運用期間中に継続してかかる信託報酬の負担が重なるため、信託報酬はできるだけ低い方が望ましい。新規に追加された3ファンドは、つみたてNISAを活用する投資家が望む条件に適った商品といえる。
つみたてNISA対象商品に新規に採用された3ファンドは、1月24日から三井住友銀行のつみたてNISA口座で取扱いが始まった。同銀行が1月23日までに取り扱っていた日本株インデックスファンドは、「TOPIX(東証株価指数)」に連動する「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」で信託報酬は税込み年0.176%だった。日本株のインデックスとしては、過去のパフォーマンスは「TOPIX」よりも「日経平均株価」の方が高いトータルリターンを上げてきた。しかも、新しく入った「SMBC・DCインデックスファンド(日経225)」の方が、信託報酬が低いとあって、日本株インデックスに投資する場合は、非常に良い選択が可能になった。
同じように、海外株式インデックスファンドは、「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」で信託報酬が税込み年0・275%の商品だった。対象とするインデックスが「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)」と「MSCIコクサイ」という違いがあるが、単純に過去5年間、3年間、1年間のパフォーマンスを比較するといずれも「MSCIコクサイ」の方が優れている。しかも、信託報酬は2分の1以下に抑えられることになる。日本を除く海外株式にインデックス投資する場合も良い選択肢が増えたといえるだろう。
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