つみたてNISA対象ファンド1年リターントップは米国2資産に投資するインデックスファンド
つみたてNISA対象211ファンドの2022年3月末時点における過去1年間のトータルリターンを見ると、農林中金全共連アセットマネジメントの「NZAM・ベータ 米国2資産(株式+REIT)」がリターン34.02%でトップとなった。同ファンドは、S&P500指数、S&P米国REIT指数をベンチマークとするマザーファンドに均等に投資するインデックスファンドである。
第2位の「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」から第10位の「農林中金<パートナーズ>つみたてNISA米国株式 S&P500」までをS&P500をベンチマークとするインデックスファンド及びETFが占めた。2022年3月までの1年間にS&P500が14.03%上昇(TOPIXは0.39%下落)する中、上位をS&P500連動型ファンドが席捲したが、トップの「NZAM・ベータ 米国2資産(株式+REIT)」はS&P500だけではなく、米国REITの大幅な上昇も追い風となった。
なお、金融庁は先日、つみたてNISA対象ファンドに、HSBCアセットマネジメントの「HSBC ワールド・セレクション(成長コース)」(愛称:ゆめラップ成長)を追加した。対象ファンドは、「指定インデックス投資信託」181本、「指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等)」23本、上場株式投資信託(ETF)7本の計211本となる。
「HSBC ワールド・セレクション(成長コース)」は、バランス型の「HSBC ワールド・セレクション」シリーズ4本のうちの1本。同シリーズは、ファンドへの投資を通じて、「先進国株式」、「新興国株式」、「先進国債券」、「新興国債券」、及びその他資産(ハイ・イールド債券、不動産株・REITなど)に分散投資する。
リスク水準の異なる「安定コース」、「安定成長コース」、「成長コース」3コースのほか、利回りも考慮した「インカムコース」がある。目標とするリスク(標準偏差)の水準は「安定コース」が年率5%程度、「安定成長コース」は年率5〜8%程度。今回つみたてNISA対象ファンドとなった「成長コース」は年率8〜11%程度、「インカムコース」も年率8〜11%程度となっている。「成長コース」の2022年2月末時点のポートフォリオを見ると、世界株式(米国、欧州、日本など)49.0%、新興国株式(新興国、中国)6.7%、世界国債13.2%、新興国債券4.3%、ハイ・イールド債券6.3%、不動産・その他13.4%などとなっている。
提供:モーニングスター社
第2位の「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」から第10位の「農林中金<パートナーズ>つみたてNISA米国株式 S&P500」までをS&P500をベンチマークとするインデックスファンド及びETFが占めた。2022年3月までの1年間にS&P500が14.03%上昇(TOPIXは0.39%下落)する中、上位をS&P500連動型ファンドが席捲したが、トップの「NZAM・ベータ 米国2資産(株式+REIT)」はS&P500だけではなく、米国REITの大幅な上昇も追い風となった。
なお、金融庁は先日、つみたてNISA対象ファンドに、HSBCアセットマネジメントの「HSBC ワールド・セレクション(成長コース)」(愛称:ゆめラップ成長)を追加した。対象ファンドは、「指定インデックス投資信託」181本、「指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等)」23本、上場株式投資信託(ETF)7本の計211本となる。
「HSBC ワールド・セレクション(成長コース)」は、バランス型の「HSBC ワールド・セレクション」シリーズ4本のうちの1本。同シリーズは、ファンドへの投資を通じて、「先進国株式」、「新興国株式」、「先進国債券」、「新興国債券」、及びその他資産(ハイ・イールド債券、不動産株・REITなど)に分散投資する。
リスク水準の異なる「安定コース」、「安定成長コース」、「成長コース」3コースのほか、利回りも考慮した「インカムコース」がある。目標とするリスク(標準偏差)の水準は「安定コース」が年率5%程度、「安定成長コース」は年率5〜8%程度。今回つみたてNISA対象ファンドとなった「成長コース」は年率8〜11%程度、「インカムコース」も年率8〜11%程度となっている。「成長コース」の2022年2月末時点のポートフォリオを見ると、世界株式(米国、欧州、日本など)49.0%、新興国株式(新興国、中国)6.7%、世界国債13.2%、新興国債券4.3%、ハイ・イールド債券6.3%、不動産・その他13.4%などとなっている。
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