野村AMが「野村グローバル・ハイ・イールド債券投信(バスケット通貨選択型)」を設定(1)
野村アセットマネジメントは4月23日、通貨選択型ファンドの「野村グローバル・ハイ・イールド債券投信(バスケット通貨選択型)」7ファンドの設定、運用を開始する。
従来の通貨選択型ファンドでは新興国の特定の通貨に注目が集まるケースが多かったが、同ファンドの「資源国通貨コース(毎月分配型)/(年2回決算型)」「アジア通貨コース(毎月分配型)/(年2回決算型)」では「通貨バスケット」を採用。資源国通貨では南アフリカ・ランドとブラジル・レアルと豪ドルの3通貨に等配分、アジア通貨ではインド・ルピー、中国・元、インドネシア・ルピアに等配分する。実際に投資対象となるハイ・イールド債券も米国、欧州、新興国の3地域の債券を投資対象とする。さらに、運用対象地域ごとに強みを持つ運用会社を採用して運用するなど、より「分散」を重視した商品設計となっている。販売会社は野村証券。当初募集期間は4月22日まで。「毎月分配型」は年12回(毎月15日)決算。「年2回決算型」は年2回(3月15日、9月15日)。
「野村グローバル・ハイ・イールド債券投信(バスケット通貨選択型)」は、為替ヘッジ対象通貨ごとに「円コース(毎月分配型)/(年2回決算型)」2本、「資源国通貨コース(毎月分配型)/(年2回決算型)」2本、「アジア通貨コース(毎月分配型)/(年2回決算型)」2本、「マネープール(年2回決算型)」1本の計7本からなる。先進国の国債などに比べて利回りの高い世界のハイ・イールド債券(BB格相当以下に格付けされている有価証券)が投資対象。投資対象通貨バスケットの短期金利が米ドルよりも高いコースでは為替ヘッジプレミアム(対象通貨の短期金利が米ドルよりも低いコースでは為替ヘッジコスト)が期待できる。円コースでは為替ヘッジで為替変動リスクを低減する。実質的な投資対象のハイ・イールド債券は、米国、欧州、新興国など広範な地域で発行されるハイ・イールド債券を投資対象とし、具体的には社債、資産担保証券や、新興国の国債などに投資する。
参考ポートフォリオ(10年1月29日時点、実際の投資対象と異なる可能性がある)の地域別配分比率は米国36.2%、欧州32.9%、新興国その他は31.0%となっており、各3地域への投資比率はほぼ等配分となっている。投資対象市場の状況によっては、各資産がそれぞれ25%から50%まで投資比率を変更できる仕組みとなっている。参考ポートフォリオ(10年1月29日現在)の最終利回り(米ドルヘッジ後)は11.5%。平均格付は「B」。資産別組み入れ状況では、社債84.7%、国債11.5%、政府保証債や政府機関債、地方債が3.1%。国債はほとんどが新興国地域での投資となる。
提供:モーニングスター社
従来の通貨選択型ファンドでは新興国の特定の通貨に注目が集まるケースが多かったが、同ファンドの「資源国通貨コース(毎月分配型)/(年2回決算型)」「アジア通貨コース(毎月分配型)/(年2回決算型)」では「通貨バスケット」を採用。資源国通貨では南アフリカ・ランドとブラジル・レアルと豪ドルの3通貨に等配分、アジア通貨ではインド・ルピー、中国・元、インドネシア・ルピアに等配分する。実際に投資対象となるハイ・イールド債券も米国、欧州、新興国の3地域の債券を投資対象とする。さらに、運用対象地域ごとに強みを持つ運用会社を採用して運用するなど、より「分散」を重視した商品設計となっている。販売会社は野村証券。当初募集期間は4月22日まで。「毎月分配型」は年12回(毎月15日)決算。「年2回決算型」は年2回(3月15日、9月15日)。
「野村グローバル・ハイ・イールド債券投信(バスケット通貨選択型)」は、為替ヘッジ対象通貨ごとに「円コース(毎月分配型)/(年2回決算型)」2本、「資源国通貨コース(毎月分配型)/(年2回決算型)」2本、「アジア通貨コース(毎月分配型)/(年2回決算型)」2本、「マネープール(年2回決算型)」1本の計7本からなる。先進国の国債などに比べて利回りの高い世界のハイ・イールド債券(BB格相当以下に格付けされている有価証券)が投資対象。投資対象通貨バスケットの短期金利が米ドルよりも高いコースでは為替ヘッジプレミアム(対象通貨の短期金利が米ドルよりも低いコースでは為替ヘッジコスト)が期待できる。円コースでは為替ヘッジで為替変動リスクを低減する。実質的な投資対象のハイ・イールド債券は、米国、欧州、新興国など広範な地域で発行されるハイ・イールド債券を投資対象とし、具体的には社債、資産担保証券や、新興国の国債などに投資する。
参考ポートフォリオ(10年1月29日時点、実際の投資対象と異なる可能性がある)の地域別配分比率は米国36.2%、欧州32.9%、新興国その他は31.0%となっており、各3地域への投資比率はほぼ等配分となっている。投資対象市場の状況によっては、各資産がそれぞれ25%から50%まで投資比率を変更できる仕組みとなっている。参考ポートフォリオ(10年1月29日現在)の最終利回り(米ドルヘッジ後)は11.5%。平均格付は「B」。資産別組み入れ状況では、社債84.7%、国債11.5%、政府保証債や政府機関債、地方債が3.1%。国債はほとんどが新興国地域での投資となる。
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