PCAアセットの「PCAインドネシア株式オープン」、過去3カ月のトータルリターンは13.89%(1)
モーニングスターがまとめた10年1月から3月までの過去3カ月間のトータルリターンをみると、国内株式やロシア、東欧株式の上昇を反映して「国内株式型」や「国際株式・エマージング」の類似ファンド分類に属するファンドのパフォーマンスが好調となった。なかでも、09年11月末と直近設定ながら「PCAインドネシア株式オープン」(追加型/海外/株式)<2009113002>の過去3カ月間のトータルリターンが13.89%と設定から短期間ではあるものの、好調なパフォーマンスを記録した。
同ファンドは、インドネシアの上場株式を主要投資対象とする。年2回(5月12日、11月12日)決算。販売会社はSBI証券、そしあす証券、武蔵証券、リテラ・クレア証券、宇都宮証券、東海東京証券、東洋証券、三津井証券、ワイエム証券、トヨタファイナンシャルサービス証券、浜銀TT証券、広島銀行。4月16日時点の純資産額は68億8400万円。
「PCAインドネシア株式オープン」は、インドネシア株式に投資するルクセンブルグ籍の外国投資法人への投資を通じ、インドネシアの上場株式に投資する。投資先ファンドの運用はPCAグループのシンガポールの運用会社が担当する。
「PCAインドネシア株式オープン」の設定来のパフォーマンスをみると、09年12月の月次リターンでは10.39%のプラスと大幅上昇したが、10年2月には一転3.76%のマイナス。3月には16.27%のプラスを記録し、新興国株式特有の振れ幅の大きな展開となった。2月にはギリシャ問題を受けた世界的な株価調整の影響を受け、インドネシアの株式市場も下落した。一方、3月に入ると世界の主要株価指数が上昇に転じたほか、インドネシア企業の四半期決算も「軒並み20%から30%の増益となるなど好調だった」(マーケティング部)ことから同ファンドも大きく上昇に転じた。
10年2月時点での組み入れ業種別では、金融が26.2%、エネルギー12.8%、一般消費財・サービス11.9%が上位となっている。ただ、投資先ファンドのベンチマーク(ジャカルタ コンポジット インデックス)との比較で見ると、業種別のウエート差はそれほど大きくはない。業種別でのウエート差で収益を狙うよりは、個別銘柄の選別で収益を狙っていく形を採っている。一方、2月時点での過去3カ月間の投資先ファンドのトータルリターンは6.63%と、ベンチマークの同8.6%を下回った。「この期間中、大量の資金流入があり、一時的にキャッシュポジションが増えたことが影響した」(同)としている。
提供:モーニングスター社
同ファンドは、インドネシアの上場株式を主要投資対象とする。年2回(5月12日、11月12日)決算。販売会社はSBI証券、そしあす証券、武蔵証券、リテラ・クレア証券、宇都宮証券、東海東京証券、東洋証券、三津井証券、ワイエム証券、トヨタファイナンシャルサービス証券、浜銀TT証券、広島銀行。4月16日時点の純資産額は68億8400万円。
「PCAインドネシア株式オープン」は、インドネシア株式に投資するルクセンブルグ籍の外国投資法人への投資を通じ、インドネシアの上場株式に投資する。投資先ファンドの運用はPCAグループのシンガポールの運用会社が担当する。
「PCAインドネシア株式オープン」の設定来のパフォーマンスをみると、09年12月の月次リターンでは10.39%のプラスと大幅上昇したが、10年2月には一転3.76%のマイナス。3月には16.27%のプラスを記録し、新興国株式特有の振れ幅の大きな展開となった。2月にはギリシャ問題を受けた世界的な株価調整の影響を受け、インドネシアの株式市場も下落した。一方、3月に入ると世界の主要株価指数が上昇に転じたほか、インドネシア企業の四半期決算も「軒並み20%から30%の増益となるなど好調だった」(マーケティング部)ことから同ファンドも大きく上昇に転じた。
10年2月時点での組み入れ業種別では、金融が26.2%、エネルギー12.8%、一般消費財・サービス11.9%が上位となっている。ただ、投資先ファンドのベンチマーク(ジャカルタ コンポジット インデックス)との比較で見ると、業種別のウエート差はそれほど大きくはない。業種別でのウエート差で収益を狙うよりは、個別銘柄の選別で収益を狙っていく形を採っている。一方、2月時点での過去3カ月間の投資先ファンドのトータルリターンは6.63%と、ベンチマークの同8.6%を下回った。「この期間中、大量の資金流入があり、一時的にキャッシュポジションが増えたことが影響した」(同)としている。
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